頭の形、頭の歪みは発達、成長に影響するとよく言いますが、運動能力への影響も大きいです。
例えば躓きやすかったり、階段を降りるのが苦手だったり、走り方が不自然だったりなどです。
躓きやすい子はよく転倒する子も多いです。
これらの運動能力は頭の形が歪んでるから脳への圧迫が起こる事だけが原因ではありません。
頭蓋骨の一次呼吸の影響が大きいです。
頭蓋骨は脳呼吸という1ミリ以下の呼吸をしています。これを一次呼吸と言い脳脊髄液という脳や神経の働きに重要な液体を流しています。
頭蓋骨の一次呼吸が小さいと脳への圧迫が起こり脳の機能の偏り、低下が起こるというのが小児オステオパシーの考え方です。
なので頭の形を治療してて急に歩き始めが遅かった子が歩けるようになったり、頻繁に転んでた子が転びにくくなったりなどはよくあります。
頭の歪みの重症度が大きいほど一次呼吸も小さくなるので、歪みと運動能力の低さは比例しますが、原因は歪みだけではないです。
なので頭の歪みを治すために圧迫を加えてしまうと脳呼吸である一次呼吸は低下してしまいます。
なので当院では頭の形を治すためにも、運動能力を改善させるためにも圧迫は一切しません。
なのでヘルメット治療やマッサージ、撫でるなどの圧迫系のやり方とは根本から考え方が違います。
全く別の治療法ですのでその辺りの最低限の理解をしてから予約をお願いしてます。
「施術を受けるにあたっての注意内容」をホームページ上に載せてますので必ず読んで納得してから予約してもらってます。
当日「施術を受けるにあたっての注意内容」の書類を読んでサインしていただいてから治療を始めます。
ごく稀にですがホームページの内容も一切見ないで来て、来院時に「施術を受けるにあたっての注意内容」もろくに読まないでテキトーにサインだけする人がいますが、その場合は治療をお断りしています。
これは整体に限らず何でもそうですが、相手と関わる時はお互いに最低限の信頼関係がないと物事は成り立ちません。
コンビニでおにぎり一つ買うのも同じです。
このコンビニの商品は清潔で食べても安全だと判断してるから買うわけです。
店内がゴミだらけでおにぎりにホコリが付いてるようなコンビニではほとんどの人が買わないと思います。
当院の治療法を最低限理解して納得してここでお願いしたいと判断して初めて最低限の信頼関係が発生して治療は成り立ちます。