斜頭の歪みで最も多いタイプとは？
斜頭は、頭の歪みの中で最も多いパターンです。
発生頻度は 斜頭 → 絶壁・短頭症 → 長頭症 の順で多く、特に 右後頭部が平ら・左後頭部が出っ張るタイプ が一番多く見られます。
感覚的には全体の約65％ほどがこのタイプです。男の子に多いと言われることもありますが、実際には性差はそれほど感じません。
斜頭にもさまざまな歪み方がある
同じ斜頭でも、実際の歪み方はお子さんによってまったく違います。
例えば、
• 前後の歪みが強いタイプ
• 凸側（出っ張っている側）の後頭部が外側へスライドしているタイプ
• 平らな側のオデコが前に押し出され、平行四辺形のような形になるタイプ
など多様です。
特に、ヘルメット治療のサイトにも正直に書かれていますが、凸側の後頭部が外へ強くスライドしているタイプは斜頭の中でも改善が難しいケース になります。
重度の斜頭は“頭蓋の土台”から歪む
重症度が強い斜頭ほど、頭蓋骨の内部の土台となる SBS（後頭骨と蝶形骨の接合部） が歪んでいることが多いです。
このSBSは頭蓋の要ともいえる部分で、ここが歪むと外側だけ整えても根本改善にはつながりません。
このSBSの歪みを改善できるのは、当院で行っている オステオパシーのクラニアルテクニック だけです。
ヘルメット治療やマッサージ撫でるなどではアプローチできない深い部分のため治せません。
土台が歪むと顔の左右差も出やすい
重度の斜頭ほど、SBSの歪みがきっかけとなって顔にも左右差が現れることがあります。
例えば 左後頭部が平ら な場合、
• 頭蓋と顔の右側全体が前方へスライド
• 右オデコの出っ張り
• 右耳の前方変位
• 右顎の前方変位による噛み合わせの不調
• 右目の方が大きく見える
などの変化が出やすくなります。
右目が大きく見えるのは、眼球が入る「眼窩（がんか）」が前方へ押し出されるためです。
斜頭は“パターンを見極めた施術”が重要
斜頭は同じように見えても、実際は歪み方や原因となる部位が大きく異なります。
重症度に関係なく頭蓋内部の土台の調整が最も重要で、外側だけのケアでは改善できません。
お子さんの斜頭のパターンを正しく見極め、最適な治療を行うことで、頭の形だけでなく顔の左右差や将来の発達面もサポートできます。
★自律神経について→小学生から大人まで「自律神経の乱れ」について
⚪️神奈川県伊勢原市「たいよう整骨院」では赤ちゃんから小学生までの頭の歪み・発達サポートを行っています
たいよう整骨院では、以下のようなお悩みに対応しています：
• 斜頭・絶壁・短頭症などの頭の形の歪み
• 向きグセ
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施術は、小児オステオパシー・小児カイロプラクティック・ソフトな整体技術を中心に、安全でやさしい手技で行っています。
神奈川県内外から多くの方が来院されており、厚木・平塚・秦野・伊勢原・寒川町・二宮町・真鶴町・海老名・愛川町・南足柄市・横須賀市・茅ヶ崎・相模原・町田・横浜・藤沢・小田原・川崎・鎌倉など、広範囲からお越しいただいています。
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