斜頭の治し方を自分で探してどうにかしようと考える方も多いです。
最近はSNSなどネット上に様々な頭の形の治し方などの投稿があり迷われてる方も多いです。
そこで頭の形の治しますという治療院や整体院などをハッキリ正直に解説します。
赤ちゃんの頭の形で悩まれてる方ならまずヘルメット療法はご存知だと思います。
生後6ヶ月までしかできず、高額、ほぼ皮膚のトラブルが出る、23時間半つけとかないといけない、一番可愛い時期の写真がヘルメットで台無し、小児科医から勧められなかったなどデメリットが多く当院に来られる方が多いです。
頭の歪みの治療はヘルメット治療と手技療法とがあります。
さらにこの手技療法の中でも幾つにも分かれます。
頭の形の手技療法は大きく分けて二つに分けられます。
一つは小児オステオパシー、小児カイロプラクティックなどをきちんと勉強してきて一次呼吸を正常にする治療を行う所。
当院はこちらの治療法ですが圧迫は全くしません、0グラムです。比喩表現で5グラムタッチと言いますが実際は0グラム、むしろマイナスの感覚です。
※もちろん一次呼吸だけではないのですが分かりやすく一次呼吸のみ書いておきます。
もう一つは撫でる、マッサージ、など圧迫を加える方法です。
圧迫を加えるという意味ではヘルメット治療寄りだとは思います。
一般の人からすると圧迫を加えて撫でる、この方向にマッサージ、頭蓋骨の割れ目を動かすなど言われるとイメージがつきやすいかも知れませんが、私は絶対にやめた方が良いと思います。
小児オステオパシー、小児カイロプラクティック、その他きちんとした整体流派を長期間学んで長時間練習してきた者からするとどんなに弱く行おうと撫でる、マッサージは圧が強すぎます。
最もひどいのはオンラインや対面などで保護者の方に撫で方、マッサージのやり方を教えて自分で形を治しましょうという方法です。
頭蓋骨はすぐ内側に脳硬膜という膜があり生命維持に必要な脳脊髄液が流れ、その内側に脳があります。
そんなデリケートで大切な所を解剖学、生理学の知識、何より手技療法の技術力がない一般の方が圧を加えるなんてオステオパシー、カイロプラクティックでは考えられません。
非常に危険です。
手技療法を行うのに国家資格の事を言ってる方がいますが赤ちゃんの頭の形を行う手技療法の国家資格なんてそもそもありません。
整体というものは民間資格で国家資格ではありません。
では、世の中の手技療法家は何の資格で治療してるかと言うと柔道整復師(私はこの資格です)、鍼灸あんまマッサージ指圧師、理学療法士、たまに作業療法士です。これらは全て国家資格です。
ただ法律的には民間資格つまり免許のないひとでも施術は可能です。
先ほども書きましたが赤ちゃんの頭の治療の資格なんて存在しないからです。
免許の無い人の中には全く勉強も努力もしてない人もいます。しかし、私の知り合いに何人もいますが免許はないがものすごく勉強して努力して高いレベルの治療をしてる人もいます。
国家資格がある人もそれは同じできちんとした人もいれば全く勉強してない人もいます。
ただ免許があろうと無かろうときちんと勉強して努力してる人は絶対に撫でたり、マッサージはしないのは間違いありません。これは100%です。
私は何十ヶ所ものセミナーに行きました、ゴッドハンドと呼ばれる先生のセミナーにも数多く行きましたがマッサージなんてする人は1人もいませんのでそれは確実です。
つまり、話をまとめると手技療法をものすごく、きちんと勉強してきた人は撫でたり、マッサージはしないと言うこです。