斜頭症で重度の場合よく聞かれるのがヘルメット治療をした方が良いですか?と言う質問です。
答えから言うとヘルメット治療を私は勧めません。
そもそもヘルメット治療と当院の治療法は根本的に全く違います。
真逆と言っても良いくらいです。というか真逆です。
ヘルメット治療では軽い圧迫をかけると言います、頭の成長に合わせて圧迫がかかり形が整うと言いますが小児オステオパシーではその圧迫でさえ強すぎます。
そもそも、小児オステオパシーによる赤ちゃん子供の頭の治療では圧迫をしません。
頭蓋骨の持つ一次呼吸と言う動きを正常にして自然治癒力を高めて治します。
来院される方には事前にホームページやブログで当院の治療法や考え方をある程度理解した上で予約していただいてます。
ホームページ上に載ってる「施術を受けるにあたってのご注意内容」を必ず読んでいただいて納得した上で予約してもらってます。
つまりヘルメット治療をやるか、当院で治療を受けるかは来てから相談するのではなくて初めから決めてきてくださいという事です。
因みにヘルメット治療をしたけど全く変わらなかったと言って当院に来院している方も何人もいますので、ヘルメット治療をしたから必ず形が治ると言うわけではないです。
小児オステオパシーでは全く圧迫しないので、ヘルメット治療にしろ赤ちゃんの頭のマッサージ、撫でる方法にしろ圧迫するやり方は全て私は良くないと考えています。
そもそも、ヘルメット治療が良いと思ってるのであれば手技で頭の形を変えますと言って治療してないです。
健診の時の小児科医みたいに「気になるならヘルメット治療をやって下さい」で終わりです。
一次呼吸を正常にする事と、圧迫する事は真逆の事ですのでその辺りをある程度、最低限理解した上で来院をお願いしてます。