斜頭とおでこの形の関係について
赤ちゃん子供の頭の歪みが強いと、おでこの出っ張りに左右差が出ることがあります。
• 右後頭部が平ら → 右のおでこが出っ張る
• 左後頭部が平ら → 左のおでこが出っ張る
• 絶壁、短頭症が強い → おでこ全体が出っ張る
絶壁、短頭症の影響で両目が細くなり、一重まぶたになる子も多いです。
なぜ斜頭でおでこに左右差が出るのか?
1. 頭蓋骨全体の歪み
頭の土台部分が歪むと、顔の片側が前に押し出され、その影響でおでこの骨(前頭骨)も片側だけ前に出っ張ります。
2. 前頭縫合(ぜんとうほうごう)の影響
赤ちゃんの前頭骨は、最初から一つではなく、真ん中に「前頭縫合」という割れ目があります。
そのため、一方の前頭骨が前に歪みやすくなっています。
※前頭縫合は通常2歳ごろに固まりますが、個人差があります。
当院の施術方法について
• 圧迫せずに治療
• 骨の「一次呼吸」の動きを正常化 → 自然治癒力を高めて骨の位置を治す
• 骨の内側にある「硬膜」の固さを改善(硬膜のねじれや固さも頭の形に影響)
2歳を過ぎても改善できますが、赤ちゃんのうちの方が早く治るので、早めの来院をおすすめします。