子供の頭の歪みの重症度は当院では私の感覚でお伝えしてます。
3Dスキャンなどで測る所でも人の頭の形を数値化するのには限界があるので人間の感覚も合わせて伝える所もあります。
また、診断基準がまだハッキリと統一されてないです。
なのである所で3Dスキャンをして中等度と言われたが、別の所で3Dスキャンをしたら重度と言われたなどという事が非常によくあります。
過去、最も見方の違いが大きかったのは3Dスキャンで最重度と言われたが当院の基準だと中の中くらいの子がいました。
先生によっては顔にまで歪みが出てたら重度とする、など各々の基準を持ってます。
なので場所によって重症度の判断が変わってくる事もある事を了承の上お伝えしてます。
当院では重・中・軽と分けてさらにその中で、重の中や中の軽などと9段階で分けてお伝えしてます。
世の中にまん丸の頭の人はいません。
ほぼ全ての人が軽の軽、軽の中以上に当てはまります。
なので頭の歪みが軽くて治療する必要がない場合はこちらからお伝えしてます。
ただし、それは頭の形の問題の話なので機能面はまた別の話です。
子供の頭の形の歪みが軽くても一次呼吸が小さく機能面が良くない子もいます。
重の重は最重度ですが最重度には限りがありません。
つまり最重度の中でも特に強い、最重度の中では軽い方などとお伝えしてます。
最重度の中でも特に強い歪みは手技療法であろうとヘルメット治療であろうと改善率は他の子より低いのでそれも了承の上治療しています。
さらに時間も非常にかかります。
実際来院される子の重症度で多いのは重の中〜中の重あたりの3段階辺りの子が多いです。
保護者の方は他の子と頭の歪みを比べる機会が少ないので重症度の判断が難しいと思います。
なので具体的に初回にお伝えしてます。