仙骨の重要性。
産後の骨盤矯正というと骨盤の開きだけをイメージする方が多いですが産後の不調はそれだけでは解決しません。
産後の不調が無くても骨盤の開きを治すだけでは身体は整いません。
そもそも骨盤は真ん中にある仙骨と両サイドにある寛骨から成り立ちます。
寛骨の内の腸骨という部分が仙骨と関節するので仙腸関節と言います。
骨盤の開きとはこの寛骨が前側において外に開く事を言いますが、実はこの仙骨の歪みや一次呼吸という動きがかなり健康において重要です。
仙骨は仙人の骨と書きますがとても重要な所で神聖な存在として捉えられてきました。
仙骨に空いている穴からは副交感神経が出ます。
仙骨の一次呼吸が低下したり、歪むと体液の流れが悪くなり神経の流れも悪くなるので副交感神経の機能は低下します。
仙骨は婦人科系も神経が出て支配するので生理痛などにも関係が深いです。
生理痛が酷い人は多くの場合、仙骨の一次呼吸が弱く、仙骨が硬い状態です。
産後は膨らんだ子宮が元に戻ったり下腹部の内臓の位置関係や筋力の低下、膜組織の固さなどが出やすいので仙骨の状態は重要です。
仙骨は後頭骨と連動してます。
仙骨が右側が下に歪んでると99%、後頭骨も右が下に歪んでます。
副交感神経が出るのは仙骨と頭蓋骨だけなので両方調節する必要があります。
メニュー名は産後の骨盤矯正となってますが全身において悪い所を探して治療していきます。