産後の骨盤矯正と言っても治療法はいくつもあります。
ドロップベッドというガシャんと落ちるベッドを使うところもありますが細かい精度が低いです。
私も昔使っていたのでよく分かります。
特に産後の骨盤矯正は繊細さが重要なのでドロップベッドは産後の骨盤矯正に向きません。
当院では全て手を使って優しくソフトに行います。
産後の骨盤にしろ自律神経の治療にしろ何にしろ治療家の手の感覚が全てです。
骨盤の関節である仙腸関節は1ミリ単位での固さや動きを調整する関節です。
正常の仙腸関節でも2〜4ミリしか動かないと言われています。
産後は動きが大きくなるのでプラス2〜3ミリ動くと言われますがそれは人によって全く違います。
仙腸関節は左右に2つありますがさらにこの関節の中の上・中・下でどこが悪いか?どの方向に調整するべきか?が重要です。
つまり、熟練の技術と経験、感覚が全てです。
私は22年以上手技の練習、勉強をしているので正確に安全に骨盤の矯正を行えます。
産後1ヶ月半くらいから骨盤矯正はできます。
ベビーカーごと入れるので赤ちゃんやお子さんを連れてきてもらって大丈夫です。
週一回で3〜4週行えば余程のことがないかぎりきちんと治せます。
余程のこととは仕事でものすごく重いものを毎日持つや仕事で一日中長時間前屈みで作業するなどです。
産後の骨盤矯正でも骨盤だけ見るという事はありません。
頭蓋骨の固さや、全身の関節、膜の固さ、筋膜など様々な部分から歪みや不調を起こします。
例えば産後の腰痛の原因が首の骨の人もよくいます。
大体10人に1人くらいの割合で首の歪みが骨盤の歪みを起こしてる人がいます。
これを頚椎症候と言います。
中には首の骨を矯正しただけで腰痛が治る人もいます。
もちろん首の骨も骨盤も昔みたいにボキボキはしません。
ソフトに正確に調整できるモーションパルペーションという手技で治します。