赤ちゃん子供の斜頭、頭の歪み、絶壁、短頭症、向き癖、ベビー整体。
この写真の子はいわゆる絶壁の状態でした。
絶壁と短頭症は厳密に言えば違います。
短頭症は頭を真上から見た時に横幅の方が縦幅より長い状態です。
幅の差はそんなになくて後頭部が凹んでいる状態を絶壁と言います。
絶壁は俗称なので斜頭の凹み部分を絶壁と表現する方もいます。
ハチ張りと後頭部の平が気になって来院されました。
ディズニーランドでカチューシャが入らない事で余計気になったそうです。
髪もあるので写真だと分かりにくいですが実際触った感じの方がハッキリ変化が分かるタイプのお子さんです。
ハチ張りの治療と言うと出っ張りを押して治すイメージの方もいますが頭の形は押したら危険です。
例え1グラムの強さでも押したら脳が悪影響を起こします。オステオパシーは5グラムタッチと表現しますがこれは比喩表現で、0グラムタッチと一般の人に言っても伝わらないので5グラムと一応言いますが、実際は0グラムタッチです。むしろマイナスです。
人の自然治癒力を高めるのに例え1グラムでも意識を持って圧を加えたらダメです。
ハチ張りはまず頭蓋骨の土台の部分の一次呼吸という動きを正常にして動きを出します。
その後オデコや側頭骨など凸になってる部分の中の固いところや土台部分の一次呼吸を正常にして治していきます。
写真を撮った時のこのお子さんは4才で、治療期間は4ヶ月。治療回数は18回です。
よく一才過ぎてるんですが大丈夫ですかと聞かれますが上記の説明の通りマッサージや撫でる、ヘルメットと違って圧迫しないので小学生高学年までなら大丈夫です。
なので4才は全然大丈夫です。