頭の歪みまとめ
赤ちゃんから小学生の頭の歪み、斜頭、絶壁、短頭症、向きグセ。
歪みの種類、施術方法、セルフケアのまとめ。
歪みの種類は
①斜頭
②短頭症・絶壁
③長頭症 です。
上から多い順になってます。
頭の形の治療法は頭蓋骨の一次呼吸という一ミリ以下の動きを正常にして自然治癒力を高めて治します。
また、ウォルフの法則、ピエゾ現象などにより骨内の電位の状態を変えて破骨細胞、骨芽細胞の働きを利用して骨の形も変えられます。
骨盤、背骨は身体の土台なので赤ちゃんでも必ず調べて調整します。
小児オステオパシー、小児カイロプラクティックを中心に全てソフトに優しい手技療法です。
ドーナツ枕とそれに類似した枕、シーの字姿勢矯正寝具、背中にタオルは逆効果なので良くないです。
大人が使って嫌な物は赤ちゃんも本能的に嫌ですし、身体に良くないです。
頭の形は全身の健康にも影響します。
背骨、頭蓋骨、骨盤の真ん中の仙骨から内臓を支配する神経が出るので歪むと内臓の機能も悪くなります。
その他、皮膚のトラブル、夜泣きがひどい、吐き戻し、便秘下痢、成長発達の遅延、言葉の遅さ、歩き出しの遅さ、情緒の問題、じっとしてられない、かんしゃく、コミュニケーション能力の低下、頭痛、肩こり、姿勢の悪さ、顎のトラブル、歯並びの悪さなどにつながります。
①斜頭は後頭部の片側が扁平でもう一方が出っ張ってる状態です。
右後頭部が扁平の子の方が多いです。
赤ちゃんの頃は向きグセへの対策も大事です。
音のなるおもちゃを向かせたい方に動かす、音や光のある方を向かせたい方にして寝かす、向きグセと反対側の手足に気づいてない赤ちゃんもいるので優しくさすってあげたり、ATNRという反射で関節を曲げる子もいるので優しく伸ばしてあげるなどです。
向きグセは背骨、骨盤が原因の子も半数ほどいるので身体の土台から、見る必要があります。
頭蓋骨の底の骨から歪んでるかどうかで重症度が変わります。
重度だと顔の歪み、耳の位置の左右差、目の大きさの左右差などが出ます。
②短頭症・絶壁
短頭症は上から見た時、頭の横幅が縦の幅より長い状態です。
絶壁は俗称ですが幅の違いはないけど後頭部が扁平な状態を言うことが多いです。
短頭症はオデコ、頭頂部、ハチ張りの3箇所の全てまたはどこかが凸になり、後頭部が平です。
斜頭を伴ってる子もいます。
重度だと両目が一重まぶたで目が小さく細い子が多いです。
絶壁は比較的、ハチ張りを伴ってる子が多いと思います。
赤ちゃんの時はブリッジすると悪化するのでシーの字抱っこ、抱っこ紐で頭をそり返らないように注意する、タミータイムなどが重要です。
③長頭症
非常に少ないです。
全体の5%位だと思います。
上から見た時、横幅より縦幅が長い状態です。
治るスピード、改善度ともに斜頭、短頭症・絶壁より低いので初めに説明して了承を得てから治療開始となります。